現場メモ · レイテンシ
通話が切れる前に
スパイクを見る。
speed test サイトは数字をひとつ返すだけです。レイテンシ履歴はラインを返します。ゲートウェイへの実際の ping を毎秒サンプリングし、P95、ジッタ、24 時間の可用性をひとつにまとめます。誰かに「もう一度言ってください」と言われる前にスパイクを発見できます。
任意のサンプルにホバーで正確な値を確認。
表示されているもの
グラフは 1 秒に 1 サンプルを描画します。縦軸はミリ秒(低いほど良好)。細い線は個々のサンプル、太い線はローリング P95、つまり最悪 5% のサンプルです。下部のグレーのマークは時間内に戻らなかった「ドロップ」のサンプルです。任意の点にホバーすると、正確な値、タイムスタンプ、ドロップだったかどうかを確認できます。
平均は嘘をつく
多くのツールは平均値を表示します。平均 30 ms の ping は健全に見えます。しかし Zoom 通話は平均を気にしません。最悪 1% のパケットが遅れて届くときに音が途切れ、その「最悪 1%」を測るのが P95 です。平均が 30 ms でも P95 が 280 ms なら、「speed test は合格」でも通話は途切れます。
ジッタは ping の形
ジッタ は ping 値がサンプル間でどれだけ揺れるかです。安定した 50 ms は使えるレベル。50 ms から 200 ms まで 1 秒に 10 回行き来する状態が、声が機械的に聞こえる正体です。レイテンシ履歴はジッタをグラフ上部に別の数字として表示するので、頭で計算する必要はありません。
スパイクの読み方
スパイクの形が、誰に話せばいいかを教えてくれます。
- 1 つのスパイク、その後ベースラインに戻る。 おそらく干渉:電子レンジ、隣の家のネットワーク、玄関のチャイム。
- 持続的に上昇し、戻らない。 ISP の回線が飽和しています。多くの場合、家のネットワーク上の誰かがバックアップや 4K ストリームを開始したためです。
- 数秒ごとの規則的なパルス。 LAN 上のデバイスのスケジュールタスク、ときには設定の悪いスマートホームハブ。
接続ログと ISP レポートとの組み合わせ
スパイクが実際のドロップになったとき、接続ログ が再接続を所要時間付きのセッションとして記録します。同じ形が異なるネットワーク(自宅、ホテル、テザリング)で繰り返し現れるとき、ISP レポート が今いるネットワークの正体を教えます。3 つを組み合わせると、「Wi-Fi の調子が悪い」が「このホップ、この時間、このプロバイダ」に変わります。
アプリ内での場所
メニューバーのアイコンをクリックして popover を開き、下までスクロールして Insights をクリックします。レイテンシ履歴は左上のカードです。開いた瞬間からグラフが描画を始めます。長い窓を捉えたいときは popover を開いたままにしてください。
TL;DR
speed test は数字を 1 つだけ。レイテンシ履歴はラインを返します。P95 とジッタは通話の聞こえ方を教えます。Wi-Fi の問題か ISP の問題かを切り分けるなら、接続ログと ISP レポートと組み合わせて使ってください。